これからの時代、幸福度と密接に関係するのは学力でも経済力でもなく「フィジカル」である。

2023年に入ってからChatGPTが話題となりはじめた。

私自身もその言葉が耳に入ってスグに、アカウントを作って有料版の使用を開始した。

はじめは友人とするようなチャットを楽しんだり、相談をしてみたりして遊んでいたが、仕事のリサーチや資料生成などができることを知って活用し始めるとChatGPTの虜になった。

そして同時に「世界が大きく変わる」と確信を得た。

学校の先生はもういらない

すぐさま思ったのは「学校の勉強っていらない」と思った。なぜなら、頭の中にある疑問をChatGTPに聞くと的確に答えてくれるからだ。親になると子どもから不意に飛んでくる素朴な質問にどう答えようか迷った経験があるのではないでしょうか?

たとえば、なんでお空は青色なの? なんで、お魚は話さないの? こういった素朴な質問に応えるのは学者で尚且つ語彙力が豊富で柔軟な大人でないと難しい。

だけど、多くの親はその時に、なんとなく誤魔化してその場を乗り切ることが多いのではないでしょうか。しかし、ChatGPTに聞くと1分もかからないうちにスラスラと教えてくれる。しかも、ハイレベルな回答をわかりやすくまとめてくれる。

ここまでくると、学校の先生はいらなくなるのではないだろうか?これからの子どもは勉強する必要はあるのだろうか?と感じるほどだった。

これからの時代にお金より価値が高まるもの

産業革命がイギリスで始まったときに、ブルーカラー(肉体労働)の仕事につく多くの方々は職を失った。それと同じように、AIの広がりによってこれからはホワイトカラー(知識労働者や専門職)の方々の職が失われていくだろう。と経済学の専門家でもない私にも想像がつくほどそれは明らかだ。

だけど、同時に新たな仕事がAIによって生み出されると思うので、未来は明るいと考える。そして、今以上にAIの恩恵を受けるので体力、時間、経済的な余裕も生まれ生活が楽になると感じる。なぜなら、面倒なことはAIがカバーしてくれる時代が来たからだ。

もし、仕事がなくなったとすると、私たちは何をして生きて行くべきなのか? 

理想的なのは遊んで暮らすことだと思う。

と、いうかそもそも動物は子孫繁栄と遊ぶこと以外に目的なんてないと感じているので、AIによってより人間らしい生活ができる未来が遂に来たと私は喜んでいる。

そんな時代に、改めて大切にしたいものがフィジカルである。

フィジカルの意味は主に3つある。

物理的な、物理的に現れる
「フィジカル」という言葉は、もともと「物理的な」という意味で用いられていました。例えば、音楽業界でCDやレコードの販売形態を「フィジカル・フォーマット」と呼ぶことがあります。これは、音楽データを物理的なメディアに記録した形態を指しています。

身体の、体力的な
フィジカルは、身体的な側面、特に体力的な側面を指すことがあります。例えば、スポーツ選手などが「フィジカルコンディションが良い」と言われる場合、運動能力や体力が高い状態を指しています。

健康診断
「フィジカル」という言葉は、健康診断を意味することがあります。健康診断では、血圧や脈拍、身体検査などが行われ、身体的な健康状態を確認することが目的です。

差がでるポイント

現代はWi-Fiでネットにつながっていれば映画もひたすら楽しめるようになったが、映画館でポップコーンをつまむことが楽しみだった人もいるだろうし、映画を見たあとに行きつけのカフェに行って余韻に浸ることが楽しみだった人もいると思う。

何が言いたいかというと、映画を観ることよりも、映画館に行く行為を楽しんでいたのではないか?ということです。

どこかの空間に行く過程や、自分の体を空間に置くことで得れる感覚を求めていたのではないか?とAIが急速に発展してきたからこそ気づいた。だからこそ、これからの時代は敢えてフィジカルにこだわる時代と考える。

極端な例えだが、もし、寝たきりになったとしたら殆どの方が映画館に足を運ばなくなるだろうとおもいます。

そうなると、移動するときに見える景色を楽しめなくなるし、映画館の匂いを嗅ぐことも無くなる。ネットフリックスで同じ映画を観れたとしても、映画本編以外の満足度に違いが出る。便利な世の中になってきた今だからこそ、身体を通じて体験できる価値がどんどん高まっていると強く思う。

このような家でできることを、わざわざ足を運んでできるほどのコンディションがあるかないかで人生の満足度に差が生まれてくるのではないかと予測する。

普遍的な養生法

目まぐるしいスピードで変化をしていく時代ですが、私達の身体は進化していないということを忘れてはならない。

メディアを通じて日々新たな健康方法や新成分を配合した新製品を流行らせようと、企業は躍起になっていますが日常的に大切にするべきことは、当たり前のことがとても大切です。

たとえば、十分な睡眠時間を確保する、よく噛んで食べる、運動をする。

当たり前すぎて、面白くなさそうなことをいかに継続させるかが健康の王道と言えます。

おもしろきこともなき世を面白くすみなしものは心なりけり     高杉晋作

この名言は、もともと面白くないことを面白く捉えられるような心が大切だと教えてくれています。

その心がけのきっかけに、これからドンドン便利な世の中になるからこそ、身体を最高の状態に保とう!と考えてくださると嬉しく思います。

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